POE スイッチの非常に重要な隠れた指標は、POE によって供給される総電力です。IEEE802.3af 規格では、24 ポート POE スイッチの合計 POE 電力供給が 370W に達すると、24 ポート (370/15.4=24) に供給できますが、IEEE802.3at に準拠した単一ポートの場合は、標準、最大電力 供給電力は 30 W で計算され、同時に最大 12 ポートまでしか電力を供給できません (370/30=12)。

ただし、実際の使用では、多くの低電力デバイスの最大消費電力は比較的低くなります。たとえば、単一周波数 AP の電力は 6 ～ 8 W です。このとき、各 POE ポートが最大電力に従って電力供給を予約すると、「一部のポートの POE 電力を使い切ることができません。また、一部のポートの電力を割り当てることができません」と表示されます。多くの POE スイッチは、動的電力割り当て (DPA) をサポートしています。このようにして、各ポートは実際に使用される電力のみを割り当てるため、POE スイッチによって供給される電力をより効率的に利用できます。

24 ポート POE スイッチを使用すると仮定してみましょうJHA-P420024BTHシングルバンドパネルタイプのJHA-MB2150X。JHA-P420024BTH の POE 電力は 185W であると仮定します (注: 24 ポート POE スイッチ JHA-P420024BTH の電力は 380W)。12 ポートに給電し、動的配電を採用した後、JHA-MB2150X の最大消費電力は 7W であるため、JHA-P420024BTH は JHA-MB2150X の 24 パネル (185/7=26.4) に給電できます。